10期生の皆様、1年間の研修お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
心をこめて、この言葉を贈らさせていただきます。
10期生のみなさんは、パソコンや手芸、各種講演等で研修を積まれましたが、その中に古賀東小学校の子どもたちとの交流活動がありました。
それは、えんがわくらぶが古賀東小学校の敷地内にあるという立地条件を生かし、みなさんのお力をお借りして古賀東小の教育活動を充実させたいと考えたからです。

たくさんあった子どもたちとの交流活動を思い出してください。今年は2点ほど工夫しました。
その1は、発表会を多く計画したことです。昔の遊びや音楽発表会がそれにあたります。
発表会を設定すると、子どもたちは、そこで立派な発表をしたい。えんがわさんに「立派な発表だったよ。」とほめられたい。と思います。自然と練習に力が入ります。失敗を繰り返してもあきらめずに少しずつ上達していきます。そんな、あきらめないで粘り強く努力しつづける姿こそ私が子どもたちに求めている姿なのです。えんがわくらぶのみなさんは、子どもたちにとって最も身近な大人です。みなさんに見ていただき、「すごいね。がんばったね。」と言っていただいた子どもたちの喜びは、彼らが書いた作文でわかります。
その2は表現力の育成です。コミュニケーションの基盤は言葉です。本校では国語科を中心に、その育成を図っています。えんがわさんとともに作った感動体験は、書く内容を明確にするだけではなく、手紙を書きたいという心情をも掻き立てます。本年度さまざまな学年から手紙が来たと思いますが、その手紙は、えんがわ交流がもたらした子どもたちの成長のあかしだと思っていただけれ幸いです。 
私が冒頭で「ありがとうございました。」とお礼の言葉を述べた理由はまさにこの2点で本校教育の充実が図れたからなのです。

私は転任しますが、次年度から本校に赴任する水上校長にもえんがわ交流の素晴らしさを伝えています。これからも、今まで通り、古賀東小学校の子どもたちの成長に一役も二役も担っていただきますよう、お願いいたします。

皆様のこれからの益々のご活躍とご発展を祈念しつつ、お礼とお祝いの言葉とさせていただきます。