平成13年度、古賀市に提案した頃は「園芸療法」と言う言葉しかなく、「園芸療法」を古賀グリーンパーク内で構築しようと検討しておりましたが、平成13年4月に幅広い分野の人たちがネットワークを組み、植物や園芸、農芸作業を通して「心」・「人」・「地域」を育み、結ぶ活動を進め、21世紀における新しい生き方や暮らし方の創造に寄与することを目的に、日本園芸福祉普及協会が設立され、平成14年には特定非営利活動法人(NPO法人)として法人化。理事長に東京農業大学進士五十八学長が就任され、国内でも「初級園芸福祉士養成講座」を開講。園芸福祉士制度の普及に力を注がれるようになり、古賀市でも医療的イメージの強い「園芸療法」から、より広い生活場面への農芸・園芸の活用を目指し、全ての市民の幸福の増進のために農芸・園芸を積極的に生かしていこうと言ういきかたに共感し、古賀市長の了解も取りつけ、平成13年度より古賀市も「園芸福祉」へと方向転換したものである。
この「園芸福祉」を推進していくために、園芸福祉サポーターを育成しようとNPO法人日本園芸福祉普及協会と共催で養成講座を開催したものである。